日本の風習として定着している打ち水は庭や道路などに水を撒き、埃を抑えたり夏場に涼気をとるために行うものです。撒いた水によって地面の熱が奪われる気化熱によって、気温が下げる効果があります。通常は人間の手によって行われるものですが、一部地域では保水効果を高めるため道路に追加舗装をしたり、散水車を巡回させているところもあります。

また場を清める神道的な意味合いがあり、玄関先などへの打ち水は「来客への心遣い」とされています。近年ではそういった風習が廃れ、少なくなってはいますが長く続く個人経営の老舗食堂などで見かけることがあります。東京都ではヒートアイランド対策として都民が一斉に行うイベント「打ち水大作戦」が7月23日~8月23日までの期間に取り組まれており、政府も地球温暖化対策キャンペーンの一環として奨励しています。蛇口から出るキレイなものを使うのではなく、風呂の残り湯などで少量ずつ撒き無駄を減らすもので、現在全国へと広まりつつあります。

 

 

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